「宇宙よりも遠い場所」公式イベント行ってきました!

8月12日に行われた「宇宙よりも遠い場所」公式イベント「『宇宙よりも遠い場所』南極よりも楽しいフェスティバル」に行ってきました!
残念ながら円盤化もされないという事なので公式に迷惑をかけない範囲で多少詳しくレポートを残そうと思います。

この記事は軽く本編の内容に触れます。もしご覧になっていないのであれば可能であれば1度アニメをご覧ください。語り尽くせないぐらい面白いアニメです。

開始前


イベントの会場はさいたま市文化センター。とても快適な会場でしたが、席が2006席しかなく、正直このアニメの人気と比べると小さいのかなと感じました。

そこで気休めですが、ファンの皆さんからメッセージを集めてプレゼントボックスに投函する企画を実行。7話でアニメに登場した船内に飾られていた寄せ書きを模したものに集約しました。集まらなかったらどうしようかと思いましたが、最終的にはインドの方など多くの方からメッセージをいただき無事形にすることが出来ました。




集めたメッセージは13話のオマージュで封筒に詰めてプレゼントボックスへ入れてきました。


会場は早見沙織さんへのお花の他、サイン付きの主役4人のパネル


夏隊お疲れさま!の再現パネルと南極の背景パネル。


奥の方にあるのが今回のメインビジュアル(サイン付き)

イベント本番

いよいよ会場の大ホールの中へ(ここからは撮影できないため、文字オンリーです)!

舞台上にはオーロラを模したカーテンの前にスクリーン、その下に昭和基地が再現されたステージがありました。着席して物販で買ったパンフレットを読みながら待機していると「ハルカトオク」をはじめとするBGMが立て続けに流れ出してきました。すいません、それは条件反射で泣くからやめてください

思わぬ不意打ちに涙を流していると開始時間となり中央のスクリーンに本日登壇する各キャラを紹介するアニメ本編を編集したOPムービーが流れだします。続いて声優6名が登場。井口さんが日向のおにぎりTシャツを着ていたのをはじめ、全員それぞれのキャラを意識した格好をしつつ、作中の観測隊が身に着けていたジャンパーを着用していました。

着席して開始したオープニングトークでは本イベントが実際に南極の各基地で行われている「ミッドウィンターフェスティバル」にちなんで名前がつけられたこと、会場でドリアンショーをやろうとして断られたエピソードなどを紹介。また会場に子連れがいるため、日笠さんは下ネタ封印宣言。合間にカンペで能登さん、日笠さんが着席していた位置の後ろに昭和基地の看板があったため「2人の昭和感が凄い」というツッコミが(カンペってそう使うのかw)。同じ昭和生まれとして年上組に含まれそうになって誤魔化す井口さんが笑いを誘います。

続いてステージ上にはいない、いしづか監督、構成の花田さん、総作監の吉松さんのチョイスした好きな場面をメッセージ付きで紹介するコーナー。吉松さんが6話のプール(ホテルの屋上のシーン)を選び「よりもいのキャラは難産だった」というコメントが紹介されました。花田さんは同じく6話のドリアンアイスを食べるシーンを選び、数年前に取材で実際にシンガポールに行き、作中と同じようなコースを辿ったり、実際にドリアンアイスを食べたそうです。何方が言ったのか覚えていませんが「可愛い女子高生はおじさん達によって作られてるんですね」という名言が新たに誕生しました。
最後にいしづか監督は全部好きなのでシーンは選べないとして代わりにキマリのスケールモデルは殆ど身長が同じ監督が務めたというエピソードを紹介。実際に教室で座っている写真(顔はキマリに代わってました)が映し出されました。またキマリのスニーカーが監督の物と色違いであったり、本作ではキマリの身長に合わせてカメラ位置がアニメの平均的な位置より低いことなどが紹介されました。キマリが監督自身といえば13話のエンディングの中で主要4キャラの声優さんのクレジットが各キャラと一緒に表示されていく中でキマリは水瀬さんのクレジットの後にいしづか監督のクレジットが表示されていましたね。

お次はそのいしづか監督から6人へのメッセージを紹介するコーナー。能登さんが5人分、能登さんへのメッセージは水瀬さんが代わりに読み上げるという形式だったのですが、実は監督と花田さんは最前列にいらしたらしくメッセージを受けた方が小さく会釈していました。基本的には作品を素晴らしいものにしていただいた感謝のメッセージだったものの、水瀬さんがスタジオに忘れ物を取りに戻った際に脱いだ帽子とマスクを忘れてしまう(のでキマリらしい)という暴露や、花澤さんの演技に泣かされたことに触れ、「ざーさん半端ないってー」と小ネタを挟むことも(それに乗っかって花澤さんを茶化す井口さんもとても良かったです)。

11話に倣ってドラム缶に愚痴を言い、ぶっ飛ばす(ハンマーで叩く)コーナー。花澤さんの”一昨日も昨日も焼肉食べたのに今日もお弁当で焼肉食べちゃった”というものに始まり、”一番早く入ったんだけど1つしかないお菓子を食べちゃった”という井口さん、”デザートのイチゴ大福美味しそうだから先に食べちゃった”という早見さん、”ひもを引っ張って温めるお弁当なんだけど急いで食べて火傷した”という水瀬さんのお弁当に関する愚痴(カミングアウト?)が続き、”ツイートするたびに髪切らないんですかって言ってくる人がいる”、”アニメの4人みたいにもっと青春しておけばよかった”という水瀬さん、能登さんのまっとうな物や、日笠さん”かな(花澤さん)の服をいじろうとしたけどあれ高いんだよ!”→花澤さん”自分の稼いだ金で好きな服買って何が悪い!(会場から拍手喝采)”などが続き盛り上がりました。

3択の中から値段がしゃくまんえん(100万円)に一番近いものを当てるクイズ。例えばコウテイペンギンインド象ホッキョクグマ、飼育代が100万円に近いのは?といった感じ。正解はインド象コウテイペンギンは設備などもあり、1000万以上もするそう。報瀬の全財産でも買えないとは。優勝したのは早見さん。賞品は100万円、ではなくその札束のにおいを嗅ぐ権利。無臭だったそうで、ついでに花澤さんと水瀬さんの頬を札束で叩いていましたw

続いて6人での朗読劇。脚本は勿論花田さん。12話と13話の間に4人と吟が太ってしまって、お互いに痩せられなかったら罰ゲームというお話。過去のキマリとめぐっちゃんの絡みも見れてファンとしては大変嬉しいお話でした。他のコーナーでもそうなのですが、花澤さんが結月が誰かのごまかしを看破する「なにか隠してますよね?」を言う度顔を隠すように笑っていたのが好印象でした。

最後に水瀬さん、花澤さん、井口さん、早見さんが登場し、なんと「ここから、ここから」を生歌唱!自分から数メートル先で4人が、キマリ達4人が歌っている!・・・もう1週間も経ってしまったので、その時の歌声は完全に抜けてしまったのですが、いまでも舞台上に立つ”4人”のまぶしい姿は覚えています。

以上でフェスティバルは終わり。エンディングトークで6人の声優さんから一言ずつコメントを話します。どれもこのアニメが大好き、まだまだ演じていたいという嬉しいものだったと思います。また最後に色々偶然もあり自身を日向と重ねていた井口さんへ報瀬役の花澤さんが声をかけた時、普段役やラジオなどで聞いているよりも一段低い声で語りかけていたのが印象的でした。

(追記)すみません。時間を置いて見たら読みづらい気がしましたが、自戒と当時の興奮を残すため、推敲せずにこのままにしておきます。なお、会場内のレポートはアニメタイムズさんが載せていてくれましたので併せて見てみてください。
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1539419072

これから、これから

正直これをファン2000人で共有するのは勿体ないので、今からでも円盤化検討して欲しいぐらいですが、残念ながらそうはならないんですよね。

しかし同じぐらい好きなアニメSHIROBAKOは終了後もイベントが開かれましたし、4年経って劇場版が制作決定しました。正直続編は必要ない気もしますが、イベントはあって欲しいと思っています。今後もこの作品を胸へ抱いて作品を応援していこう。そう思いながらイベント終了後、放映中に知り合ったファンの方とご飯を食べに行きました。店内に入った後待っていると別のよりもいファンの方(後で相互フォローしてた方と判明)2人が入ってきて一緒に食べることに。



プリンなどを食べながらいろいろよりもいの話が出来てとても楽しい一日を過ごせました。同じ想いの人は割と近くにいるかもしれませんねw




記事を書いた人



おまけ
今回自分が贈ったメッセージを掲載します。

声優さん宛て


製作スタッフさん宛て


なんかこのアニメを見てから感想文を書くのがちょっと上手くなった気がしますw