【進水日記念】やっぱり俺らの夕張はかわいい【艦これ】

夕張アニメ出演&進水日おめでとう!というわけで以前まとめた夕張の史実を、魅力を、再編集してみました。アニメから入ってなんとなく夕張が好きになった方に向けたオススメコンテンツ集も付ける予定です!

(参考資料:軽巡 天竜型・球磨型・夕張 (ハンディ判 日本海軍艦艇写真集))

夕張史実とからめた解説

wikipediaよりパブリックドメインのものを使用

1923年に作られた日本海軍の軽巡洋艦。より大型の軽巡洋艦と同じ戦闘力を小型の艦で実現することを目的に設計され、後の古鷹型重巡洋艦の設計にも参考にされた。

ーー要するに小さい本体に高性能な機能を詰め込んだ艦なわけです。残念ながらその設計にも欠陥があったそうなのですが、確実に後から生み出された艦に影響を与えているわけです。

この「常識をくつがえす新しい発想」「小さいボディーで高機能」「欠陥(弱点)があった」「後世に影響を残した」というところも私のようなメカやロボットが好きな人ならポイントが高いのではないでしょうか。


(12:30~に登場。ただ本当に勉強になったり、アニメに登場する用語もわかりやすく紹介されているので見たことない方はぜひ、全編ご覧ください!)

別にロマン兵器を作りたかったわけではなく、条約の縛りをうけた状況で、戦力を充実させるために生み出された艦というわけですね。


その武装ですが、ゲームだけやると他の軽巡より重武装なイメージが抱かれやすいですが、コンセプトは重武装でなく小さいながら同程度の戦闘力を持てるということなので、必ずしも砲塔の数が多いとは限りませんでした。むしろ北上(初期)が7門なのに対し、6門と少ないこともありました。少ない装備でどのように戦力を同程度にしたかというと、砲塔を全て船体の中心軸上に並べ、左右6門・前3門撃てるようにしたのです。つまりこう!


上から見て北上は縦に5門と左右に1門あるので横向きには6門、前には3門向けられます。対して夕張は連装砲と単装砲が前後に1つずつ備わっているので同じ門数が実現できている=同じ戦力というわけです。なお日本の軽巡で連装砲を初めて装備したのは夕張だと言われています。ゲームでの彼女の重装備感は4スロ装備とこの連装砲などから来ているのではないでしょうか。

また夕張は日本の軽巡で初めて防御甲鈑を装備した艦でもあります。NVNC(ニッケル・クローム鋼均質)甲鈑をインターナルアーマー方式で装備し、機関部をガードしています。も、もしかすると胸が平らなのは甲鈑で抑えてるから(たぶん違う)?


なお、このようにスロットに偵察機を積んでも0、つまり積んでない判定になってしまうように実際の彼女には偵察機は乗らなかったので、代わりに弾着観測などは観測気球を使用していたみたいです。

ちなみに夕張の名前の由来は北海道の夕張川ですが、実は佐世保生まれ
更に夕張と名付けられる前は「綾瀬」という名前になる予定でした。